これは自分への戒めでもありますが、サラリーマンはなるべく若いときから、特に40代なったら「定年」について真剣に考えるべきです。

20代、30代のうちは定年は現実味がないかもしれませんが、将来設計を早いうちから考えておくことで損することはありません。

しかし、若いときは誰もが自分が定年になることなんて考えないでしょうし、老後なんてことは頭にほとんどないでしょう。

でも、40代、特に40代後半になると会社での自分の将来も見えてくるし、定年までの時間も現実的になってきます。

定年退職は以前は60歳でしたが、今は希望すれば65歳まではで働けるようになっています。

厚生労働省が5年ごとに公表している「完全生命表」によると、2015年の日本人の平均寿命は男性は80.75歳、女性は86.99歳です。

第22回生命表(完全生命表)の概況:http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/22th/index.html

65歳まで会社に勤めたとして、その後の生活をどうするのか、退職金と年金だけで生活していけるのか。

自分が65歳になったとき、家族はどうなっているか、子どもは何歳になっているのか、親はどうなっているのか・・・。

政府は「人生100年時代構想」を提唱しています。国がこれからは人生が100歳まで続くようになる時代が来ることを想定しています。

そうなれば、現在の平均寿命より男性は20年、女性なら14年も長く生きることになります。

若いうちは現実的に考えられない定年後、老後について考えなければならないときが誰にも必ず訪れます。

平均寿命と健康寿命をみる 2 – 厚生労働省:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/chiiki-gyousei_03_02.pdf

サラリーマンが必ず昇給するという考えは過去のもの

20代、30代なら毎年昇給することを期待できるでしょう。昇格や昇進すれば、そこでも昇給することが考えられます。

しかし、40代後半にもなると、仮にいま役職に就いていたとしても、その先に考えられるのは昇格、昇進ばかりではなくなります。

50代になると役職定年になってしまうことを考えないわけにはいかないでしょう。

もちろん、誰もが役職定年になるとは限りません。

そのまま出世して、役員になることもあるでしょう。

しかし、役員になれるのはほんの一握りの人だけです。

仮に、役員になり、給与も増えたとしても、それでも役員にも定年は訪れます。

誰にも訪れる定年までの間に、老後の蓄えを十分にできていればいいのですが、十分な蓄えとは、いったいいくらくらいあればいいのか。

定年後の資金はいくらくらいあればいいのか

この定義は、さまざまな見方があるため、ここでは詳細は述べませんが、老後の自己資金は、2,000~3,000万円は必要だとみる向きが多いようです。

これには、公的年金が毎月20万円程度入ってくることを前提としていますので、年金の支給額が減ればもっと必要になります。


実際の生活を考えた場合、少し考えただけでも、住宅費・食費・光熱費・被服費・医療費などは、どのような生活をしてもかかる費用となります。

子どもがいる家庭であれば、子どもの年齢にもよると思いますが、現在掛かっている費用から教育費を除いた分くらいは、定年後も掛かると考えた方がいいでしょう。

子どもの分の食費や光熱費、被服費、医療費がだいぶ掛かっているので、その分を差し引いて考えてみたとしても、その分、冠婚葬祭や自分たちの医療費がかかるようになるでしょうし、孫への援助もしたくなることでしょう。

住宅費は、仮に住宅ローンは完済しているとしても、固定資産税・都市計画税・保険・修繕費用が掛かりつづけます。


いずれにしても、老後の自己資金は多ければ多いほどいいに決まっています。

そのためにいま貯金をしっかりして、資産運用もできるのであればいいのですが、実際、そんな余裕はあるのでしょうか?

いまの仕事をこれから定年まで続けられるか

サラリーマンで、いまの自分の仕事を天職だと思っている人はどれくらいいるでしょう?

少なくとも、私が勤めている会社で仕事を天職だと思っている人には会ったことがありません。

私も同じくいまの仕事を天職だとは思えません。

私はこれまで何度か転職したことがあり、いまの会社を選ぶとき一番に考えたのは安定性でした。

仕事の内容がどうこうというものではなく、長く勤める気持ちでいたので、何よりも安定している会社だと思って入社しました。

これはきっと悪いことではないと思いますが、安定性だけで入社しても、その会社が未来永劫発展していける保障などはありません。

仕事の内容もずっと満足できるものばかりではありません。

また、会社の業績は上向いたり、下向いたり、その都度、社員の待遇は会社の業績に左右されます。

20代ならまだいまの仕事を頑張るだけでいいのかもしれませんが、40代にもなると、会社での将来もある程度は見えてきて、このままいまの仕事をいつまで続けられるのか、続けられるとしても、定年までずっとこの仕事をやっていけるのか、いろいろと考えることが増えてきます。

仮に定年まで勤め上げたとして、いまのキャリアを定年後に活かして生活していけるのか。

これは、自分への戒めでもあり、甘えにも捉えられるかもしれませんが、多くの40代のサラリーマンは、いま忙しいことにかまけて、将来設計まで考えられないのではないでしょうか。

ただ時代に流されるのではなく、いまできることをする

ここまで、私自身への戒めを込めて記事を書いてきましたが、この記事を軽蔑する人もいるでしょう。

私を哀れに思われる人もいるかもしれません。

しかし私は、そのような方々に向けてこの記事を書いているのではありません。

私と同じように、40代になって、定年後の生活や老後に対して現実的に不安を持つようになってきたが、そのことに目をそむけている人、どうしたらいいかわからない人に向けてこの記事を書いています。


これまではどうあれ、いまから将来について真剣に考えればいいのではないでしょうか。

目をそむけてきたことと真剣に向き合う。

これからどうすればいいのかを真剣に考える。


それだけでも、成長しているといえますし、自分から流れを変える力になります。


もう、まわりや時代に流されるだけのあなたではない、自ら流れを変えて、いちからなにかを築き上げていく。

いまはなにもなくても、これから作り上げられるようになる。


人には誰にもそんな力がはじめから備わっていると信じています。

最後に

途中何度か触れましたが、この記事は私自身への戒めを込めて書いてきました。

20代、30代、そして、40代になってからも、ずっと「なんとかなる」、と思って、甘っちょろい考えで過ごしてきました。

しかし、40代後半になってから、「なんとかなる」とは思えなくなってきました。

このままでは、将来行き詰る、なんとかしなきゃ、そう思うようになりました。

もしも、あなたが私と同じようなことを考えているけど、なにをすればいいのかわからないのであれば、ブログをはじめてみることをおすすめします。


前の記事でも書きましたが、ブログは新しい自分を発見できるツールです。

ブログはあなたと社会を繋ぐツールになります。

ブログはあなたの活動を大きく拡げるツールにもなり得ます。


そして、ブログにはあなたの人生を変えるほどの影響力があります。


ブログになにを書けばいいのかわからなければ、まずは、そのことを書けばいいのです。

「なにを書いていいかわからないけど、ブログをはじめたくなりました。」

そんなことからはじめて、日常のこと、仕事で思ったこと、家庭のこと、気になったニュースやスポーツの結果等。

あなたが頭のなかで考えていること文字にすることで、いままで気づかなかったことに気づけるようになるかもしれません。


ブログを通じて社会に発信することで、そこであらたなつながりがあるかもしれません。


いずれにしても、いままでしたことがなかったことをはじめることは、大きな変化であり、自ら流れを変えることになります。


難しく考えるのではなく、まずははじめてみる。

そこから、これからのあなたの人生は動きはじめます。